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平成31年1月23日 当たり前の壁

どうすれば新しい現実に気づき、問題解決を提案できるか?
答えの一つはダイバーシティ(多様性)だろう。
具体的には企業が外国人を雇うことだ。

異文化で育った外国人と対話をする時、日本人の「当たり前」が通用しなくなる。
全て分かるまで説明しなくてはいけない。
そうするうちに、当たり前の中に問題が潜んでいることに気づかされる。

「日本ではなぜ、新卒採用が1年に1回、同時に行われるのか」
「なぜ女性の管理職が少ないのか」
「なぜ皆残業するのか」

これらを正確に説明出来る人は少ない。
典型的な答えは「日本の習慣だから」「そういうものなので仕方ない」というものだが、外国人にとって答えになっていない。
なぜそのような習慣になっているかを説明しなくてはならない。
調べ、考え抜く中で、問題の本質が見えてくる。

私は外資系企業にいて、外国人を相手に、常に「当たり前」に対する答えを出す努力をしてきた。

このことが問題を考える上で、役に立っていると思う。

読売新聞(2017.12.23)
「関西経済・広論 ネスレ日本社長 高岡浩三」より引用

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